県内の動き・ニュース

2013.5.24

かきうち選挙区候補が宣伝―岡山駅前でシール投票


シール投票を呼びかけ対話するかきうち選挙区候補(右)と石村さん(中央) 日本共産党の、かきうち京美岡山選挙区候補は5月24日、キャラバンにとりくみ、石村智子中国ブロック国民運動委員長や県女性後援会の人たちと、終日岡山市内で宣伝。広がる反響に参加した女性たちから「こんな面白いキャラバンは初めて」との声があがりました。
 岡山駅前で「憲法条改定」の賛否を問うシール投票を呼びかけると、市民たちが次々足をとめ、対話に。「9条を変えるために96条を変えるんですか? いやだ、変えないで」と38人が「反対」に投票、「賛成」は5人でした。
 小学生の子どもを連れた女性(43)は「安倍さんは徴兵制にむけて動いているようで怖い。原発もTPPも沖縄の基地もアメリカのいいなり」と語り、「共産党に投票したことはないけど、今度は入れます」と話しました。
 スーパー前で自転車で聞きにきた女性(45)は「高校生と中学生の子どもがいて、夫の給料は上がらないし、消費税が上がったらやっていけません。参議院選挙で、共産党にも耳を傾けたい」と話しました。

2013.5.16

参院選勝利へ、定点宣伝開始―96条改憲やめさせよう


宣伝する石井県委員長(右)ら党県委員会のメンバー 参院選勝利へ、日本共産党県委員会は16日夕、岡山駅前で定時、定点宣伝を開始しました。同県委員会では、参院選公示までに1万カ所での宣伝をめざしています。
 松田準一県副委員長は、賃上げや消費税増税の中止などでデフレ脱却の道を示す党の政策を語り、島田清県書記長は「憲法9条改悪の糸口となる96条改憲をやめさせましょう」とよびかけました。
 石井ひとみ県委員長は日本維新の会の橋下徹共同代表の「慰安婦は必要」発言に抗議し、「参院選で、命がけで戦争に反対した党の比例5議席を」と訴えました。
 「憲法96条を変えるって、どういうこと?」と質問してきた女性(69)は、説明を聞いて「そうか9条を変えようとしているんじゃな。それはいけん、反対じゃ」と語りました。

2013.5.12

倉敷、岡山で女性のつどい―比例650万票、5議席必ず


TPP反対を訴える農民連女性部の人たち=12日、岡山市 日本共産党は11日倉敷市で、12日岡山市で参議院選挙の勝利をめざす「女性のつどい」を開きました。
 仁比そうへい参院比例候補が「憲法が輝く国民が主人公の日本をつくるためぜひ力をお貸しください」と支援を訴えるメッセージを寄せました。
 倉敷では、石井ひとみ県委員長が「女性の願い語り、あらゆるつながり生かし、参院選挙で飛躍を」と題して訴えました。石井氏は「全国どこの1票も議席に結びつく選挙。日本共産党は、原発ゼロ、TPP反対、景気・雇用と財政の立て直しなど積極的な改革の提案を行っています。女性特有のさまざまな結びつきをいかして公示までに支持拡大の目標をやりきりましょう」と訴えました。
 岡山では、光谷香朱子(かずこ)弁護士が「自民党は憲法をどのように変えようとしているのか」と題して講演。日本国憲法は、不十分だった立憲主義(①国民主権、②基本的人権の尊重)を徹底し、戦争にたいする反省から徹底的な平和主義を特色としていること。憲法96条をめぐる改正論議の危険性と狙いについてのべました。
 かきうち京美参院選挙区候補があいさつ。共産党が好きな3つの理由について「①命をなにより大事にして、豊かな人生がおくれる社会をつくることをめざす党、②将来への確かな見通し(綱領)を持っている党、③国民と共同して政治を動かす党」をあげ、「650万票、比例5人全員当選を勝ち取り、『自共対決』の選挙区でも全力でがんばる」と決意を表明しました。

2013.5.1

第84回メーデーで、かきうち女性部長があいさつ


第84回岡山県中央メーデーで行進する県委員会の隊列 賃上げと安定した雇用の拡大、消費税増税・社会保障改悪ストップ、環太平洋連携協定(TPP)交渉参加・原発再稼働を許さない、憲法を守り抜く―共同を広げて切実な願いを実現しようと1日、メーデーが県内5か所で行われました。
 岡山合唱団の歌声で幕を開けた第84回岡山県中央メーデーは岡山市の旭川河川敷で開かれ500人が参加、日本共産党岡山県委員会も隊列を組んで参加しました。
花田雅行実行委員長(県労働組合会議議長)が主催者を代表してあいさつ「自公政権が復活して初めてのメーデー。安倍内閣の暴走にストップを。大企業の内部留保を活用し大幅賃上げを実現し、景気回復と経済の立て直しを実現しよう」と訴えました。
 県委員会を代表して、かきうち京美女性部長が、雇用・賃上げアピールを紹介「マツダの違法な働かせ方や、鳥取の児童手当をめぐる県のやり方にノーという審判が下りました。国会での論戦と国民のたたかいが政治を動かしています。党派を超えた共同を大きくすすめましょう」と連帯のあいさつを行いました。
福島から避難してきている大塚愛さん(子ども未来・愛ネットワーク代表)が「分断攻撃をのりこえ、真実を伝え、原発なくせの行動を」を訴えました。
 県農民連など5団体がそれぞれの課題で訴えました。
 「危険な安倍政権を再び退場させ、労働者・国民のための政治を実現しましょう。今年7月の参院選は絶好の機会です。おおいに奮闘しようではありませんか」とメーデー宣言を採択しました。
 集会後、参加者「消費税の増税反対」「大企業は社会的責任を果たせ」「働く者の賃金を引き上げよう」「社会保障を充実させよう」「憲法改悪は許さない」などアピールしながら市内をデモ行進しました。

2013.4.27

650万票、比例5議席必ず―決起集会開く


決意を表明する、かきうち京美選挙区候補 日本共産党県委員会と県後援会は4月27日、参院選挙で勝利を勝ち取るため、「党と後援会の学習交流決起集会」を行いました。
 大西幸一県後援会事務局長が「仁比そうへい候補を含め、650万票で比例5人を必ず国会へ送り出すため、学習と交流を深め、前進を開始しよう」とあいさつしました。
 仁比そうへい参院比例候補はビデオレターで、マツダの違法な働かせ方にたいして「正社員として扱え」という画期的な判決を勝ち取ったことや鳥取でも児童手当をめぐる裁判で勝利したことを紹介、「国会に戻していただいて、国民の立場でたたかう議席として力いっぱいがんばります」と決意をのべました。
 かきうち選挙区候補は青年キャラバンで出会った人たちが、就職難、子どもが保育園に入れない、震災から2年もたつのに復興がすすんでいない、憲法9条が危ない、など不安や苦難が広がっている実態を報告、「みんなの願いに応えるためには日本共産党の躍進しかない」と訴えました。
 柳浦敏彦日本共産党自治体局長が、「情勢の特徴と日本共産党の立場、参院選、都議選の勝利へ」をテーマに講演、消費税増税と社会保障、TPP参加問題、オスプレイ配備と低空飛行、沖縄の基地問題、憲法改悪などアメリカいいなり、財界本位で安倍内閣の暴走を告発しました。「自民党対共産党の構図が明らかになってきている」と政党配置の様変わりについてのべ、勝利の客観的条件と主体的条件を紹介しました。
 地域や職場の党と後援会の活動、インターネットを活用した取り組みなど10人が発言しました。
 石井ひとみ党県委員長が発言についての感想をのべ「ただちに選挙勝利に向けた活動を強めましょう」と呼びかけました。

2013.4.19

中国ブロックキャラバン、青年の願い政治に


アンケートで対話する、かきうち選挙区候補 2013年春日本共産党中国ブロック青年キャラバンが岡山入りし、18日は倉敷市、19日は岡山市でシールアンケートに取り組み青年らが街頭から訴えました。かきうち京美参院選挙区候補、石村智子中国ブロック国民運動委員長が加わりました。
19日夜には日本民主青年同盟県委員会(余江雪央委員長)が「青年の願いの届く政治へ!私もいいたい 青年トーク集会」を開きました。
 衆院予算委員会で、いじめ問題をとりあげた宮本岳志衆院議員の質問をDVDで視聴し、話しあいました。
 民青の集会の初めて参加した男性(20)が「宮本議員の質問を見て思った。僕自身が中学の時いじめられていた。ずっと耐えて、がまんできなくなって先生に相談したら、いじめていた子に注意をしてくれた。嬉しかった」と話すなど、体験も交えて意見交換をしました。「自己責任だという、いじめ社会の風潮に原因があると思う」という意見が出されました。
 かきうち候補は、同日行った青年キャラバンでのシール投票で多くの人が「いじめ・体罰」問題に関心を寄せ、「子どもの自殺に胸が痛みます」という声が寄せられたことを紹介、「命が大事にされる社会に。私は大学3年の時、生活保護が受けられなくて餓死した人がいることを知って衝撃を受け、命を一番大事にする日本共産党に入りました」と体験を交えて語りました。

2013.4.8

岡大入学式でシールアンケート、新入生と対話


シールアンケートで対話する民青同盟員 日本民主青年同盟県委員会と日本共産党県委員会は8日、岡山大学の入学式会場前で宣伝しました。
 「ご入学おめでとうございます!」と民青同盟の新歓企画「学生生活応援お花見!」(14日)や「被災地ボランティア」(5月2日~6日)の案内をし、民青の活動を紹介するビラを配りました。
 民青の余江雪央県委員長ら同盟員は、かきうち京美参院選挙区候補とともに「大学でやりたいことは」と、シールアンケートで新入生と対話しました。
 シールで「専門学問を学びたい」を選んだ男子学生は「僕は生物が得意なんで農学部を選びました」と話しました。
 「資格をとる」を選んだ女子学生は「子どもが好きだから教育学部を選びました。幼稚園の先生になりたい」と。経済学部に入った男子は「高校1年の時から経済が好きで、公認会計士になりたい」と語りました。

2013.4.6

備前市で「つどい」開く、比例5議席必ず


「消費税増税やめよ」と訴えるかきうち選挙区候補(左) 日本共産党備前市委員会は6日、かきうち京美参院岡山選挙区候補を招いて参議院選挙の勝利めざす「つどい」を開きました。中西裕康、川崎輝通両備前市議もあいさつしました。
 かきうち候補は、「しんぶん赤旗」2・3月号外や用意した資料を示しながら党の政策を語りました。経済の問題ではアベノミクスの「3本の矢」について批判、「働く人全体の賃金を引き上げることが不況打開のカギ。来年の消費税増税などとんでもない」とのべました。
 TPPや原発ゼロへの共同の広がり、憲法9条をめぐる危険な動きについてのべ、「比例5議席絶対確保、650万票の実現へ全力を上げ、選挙区でも共産党対増税、改憲勢力とのたたかいを正面に掲げてがんばります」と決意を表明しました。

2013.4.1

「消費税増税やめよ」かきうち選挙区候補が訴え


資料を示して党の政策を語るかきうち選挙区候補 買い物のたびに庶民に負担を強いる消費税導入から24年の1日、「来年4月1日からの消費税増税にストップを」と日本共産党のかきうち京美参院選挙区候補と、石村智子中国ブロック国民運動委員長は、岡山駅前で訴えました。
 かきうち候補は「消費税を上げられたら店をしめるしかない」と寄せられた声を紹介。「消費税増税は消費を冷え込ませ、経済も財政も破たんさせます」と訴えました。
 石村さんは賃上げで景気を立て直す党の政策を紹介。「7月の参院選挙では消費税に頼らない別の道を選択できます」と、日本共産党の躍進を訴えました。
 ビラを受け取った女性(77)は「夫もなくなって遺族年金だけの暮らし。消費税を上げられたら困ります」と答えました。

2013.3.30

「いじめ」をともに考える集い開く


報告する大津市の杉浦市議(正面左から3人目) 日本共産党県委員会と県議団は3月30日、「『いじめ』をともに考える集い」を岡山市で開き、解決に向けて熱心に語り合いました。
 「いじめ自殺」事件のおきた三重県大津市の杉浦智子・日本共産党市議、岡山の「子育て・教育なんでもネットワーク」の難波一夫代表世話人、日本共産党文教委員会の藤森毅責任者がパネリストを務めました。
 中学生の親でもある杉浦氏は、大津市の事件直後、「何が起きたのか、判然としない。全容が分からない」など、仲がよいように見えていた子どもたちの「いじめ」に親たちがとまどったと経過を詳しく述べました。市の「いじめ」防止条例が、当事者である子どもや教職員、保護者の思いや意見を十分反映させるものになっていないなど、不十分な条例にとどまったと報告しました。
 難波氏は、いじめとどう向き合うかについて、①「するを許さず―いじめは他人の生き方を侵す悪である」、②「されるを責めず―死ぬような思いをしている子どもに『おまえも悪い』は絶対に言わない」、③「第三者なし―『見ていただけ』『関係ない』という子の存在を認めない」④人権教育をすすめる、の四点を指摘し、子どもの権利条約お立場から進めることを提案しました。
 藤森氏は、日本共産党の提案「『いじめ』のない学校と社会を」について報告。提案をつくるため被害者の聞き取りからはじめたことを紹介。いじめのリアルな様子やいじめの隠ぺい体質が根強くあることをのべ、「子どもの命を守るため、これなら一致できるというものにした」と提案の骨子を語りました。
 会場からは、実際に「いじめ」にあった子どもの体験や「どこに相談にいけばいいのか」など意見や質問が出され、パネリストが答えました。
 日本共産党の仁比そうへい参院比例候補が参加。かきうち京美選挙区候補が「『いじめ』社会に立ち向かい、人間的な連帯のある社会をつくろう」と閉会のあいさつをしました。

2013.3.20

賃上げ・雇用アピール学習会開く


「アピール」について報告する松田党県副委員長 日本共産党岡山県委員会は3月20日、岡山市内で日本共産党が2月14日に発表した「働くみなさんへのアピール―賃上げと安定した雇用の拡大で暮らしと経済を立て直そう」の学習交流会を行いました。県副委員長の松田準一氏が報告しました。
 松田氏は、いま、なぜ「賃金・雇用アピール」かついて「所得を増やすことが日本経済の好循環を取り戻すカギであることが、政治的立場や経済学の違いをこえて、共通の認識になりつつある」として情勢の大きな変化についてふれ「賃上げのために内部留保を使えという主張も大きくひろがりつつある」と、連合県本部や自治労県本部などを訪問し対話してきた内容なども紹介しながらのべました。
 アピールの構成と内容について4つの柱について新聞報道などの資料も使って分かりやすく説明しました。
 会場からは「中小企業の賃上げには、下請単価の切り下げをやめさせることが必要」「三菱自工の前で演説し、ビラを配ったが反応は上々だった」「アメリカ経済の回復の原因は」など質問や活動の報告が出されました。
 最後に、かきうち京美参院岡山選挙区候補が「このアピールを持って一致する要求で共同の輪を広げる先頭に立ってがんばる」と閉会のあいさつをしました。

2013.2.25

「TPP反対参加断念を」かきうち選挙区候補が訴え


日本共産党岡山選挙区候補 かきうち京美(46)さん かきうち京美選挙区候補は2月25日、安倍首相がオバマ米大統領との会談でTPP(環太平洋連携協定)交渉参加に踏み出す意向を示したことに抗議し、岡山市内で宣伝しました。
 「TPPは国民生活のあらゆる分野に影響をあたえます。国会で態度を明らかすることもなく、交渉参加に踏み出すことは許されません」と訴えました。
 日米共同声明で「すべての物品が交渉の対象にされている」ことなどをあげ「聖域なき関税撤廃が前提でないことが明らかになったというのは国民を欺くもの。国民皆保険制度を守ることや食の安全安心の基準を守ることなど自民党の六つの政権公約を守ろうとしたら、TPP交渉への参加はありえません」とのべ「TPPの参加はさせないとの声を大きく広げましょう」と呼びかけました。
 各地で市民たちが手を振って激励しました。

2013.2.21

内部留保の活用で雇用を―かきうち候補ら宣伝


日本共産党岡山選挙区候補 かきうち京美(46)さん 参院選勝利へ、日本共産党が中国5県で、いっせい宣伝にとりくんだ2月21日、岡山市では党県委員会と岡山地区委員会、女性後援会の人たちが昼休みに市内中心部と夕方岡山駅前で、かきうち京美参院岡山選挙区候補とそろって宣伝しました。
 かきうち候補は「アベノミクスの経済政策で、輸入食品や灯油、ガソリン代があがり、暮らしを直撃しています。物価があがり、給料は増えない、そのうえ消費税があがったらどうなるのかと不安の声が寄せられています」と語りました。
 「デフレの原因は給料が下がり、物が買えない、売れないという悪循環にあります。抜け出すには、賃金をあげることがカギ。日本共産党は大企業の内部留保260兆円のわずか1%程度をあてるだけで、賃上げと安定した雇用が実現できると提案しています」と訴えました。
 通りがかりに手を振って激励した安田真子さん(61)は「賃上げで経済を立て直す、その政策に大賛成です。それしかないですよ。共産党に頑張ってほしい」と話していました。

2013.2.19

暮らし安心の政治に、参院選挙区にかきうち氏


  日本共産党県委員会は2月19日、参院岡山選挙区に准中央委員で県女性部長のかきうち京美さん(46)を擁立すると発表しました。日本共産党岡山選挙区候補 かきうち京美(46)さん
かきうち候補は同日、石井ひとみ県委員長、森脇久紀、氏平三穂子両県議とともに県庁内で記者会見し、決意を表明しました。
 「立候補した一番の動機は?」と問われたかきうち候補は「同世代のお父さんやお母さんと話していても『給料が減った』『一時金が無くなった』という暮らしへの不安や、憲法が改悪されるのではとの危機感がすごくあります。その不安を取り除くために国の政治を変えていきたい」と語りました。
 デフレ不況からの脱却についても「賃上げで解決していきたい。それが日本経済を大本から変え、正常な発展の方向に切り替えるカギだと考えています。国民全体にかかわるこの政策をぜひ実現したい」と抱負を述べました。
 かきうちさんの略歴 岡山大学法学部卒。倉敷医療生活協同組合勤務をへて日本民主青年同盟の県委員長など歴任。1998年から党県委員会に勤務。2010年から日本共産党准中央委員。

2013.1.27

倉敷市議選で全員当選―鉄道高架事業より暮らし応援


 任期満了に伴う倉敷市議選(定数43)は1月27日投票され、即日開票の結果、日本共産党は全員が当選、改選前の4議席を勝ち取りました。支持者とともに万歳する(前列左から)末田、住寄、田辺、田儀の4氏
  4候補が「1千億円もかける倉敷駅周辺高架化をやめ、暮らし応援を」と訴える政策が、市議選の焦点に。
 日本共産党の支部や後援会も「県の試算でも明らかな無駄遣い。高架化事業はやめて、中学校卒業までの医療費無料化、国民健康保険料の引き下げ、住宅リフォーム助成制度を」と最後まで政策を語り、宣伝、対話に全力をあげました。
 党派別の当選者は共産4人、公明7人、民主2人、日本維新の会1人、無所属29人。  投票率は45・69%(男45・60%、女45・77%)で前回(2009年)の53・43%を7・74ポイント下回り1967年の3市合併以降の最低となりました。

2013.1.4

石村さんと議員団が新春宣伝―参院選での支持訴え


  衆院選を中国ブロック比例候補としてたたかった日本共産党の石村智子さんと森脇久紀、氏平三穂子両県議、河田正一、竹永光恵、林潤、田中のぞみ、東毅各岡山市議は4日朝、仕事始めの岡山市役所南で宣伝しました。訴える(左から)田中、森脇、東、石村、林、氏平、河田、竹永の各氏
 石村さんはシャープのリストラをやめさせるため東広島市や広島の労働局に申し入れたことを報告し「260兆円にものぼる大企業の内部留保の一部を活用するだけで労働者のみなさんの所得を増やし、雇用を応援することができます。この方向こそ経済と財政を立て直す一番確かな道です」と訴えました。
 各県議と市議は参院選での支持を訴えるとともに、「高齢者が安心できる社会をつくってこそ、景気回復はできます。消費税増税、社会保障改悪ストップを」、「アメリカと一緒に海外で戦争する国にしてはなりません。子どもたちのために憲法改悪は許せません」「高すぎる国民健康保険料を引き下げて、暮らしの応援を。署名運動にご協力ください」、「原発ゼロ、自然エネルギーの活用で雇用を増やし、安全な未来を」、「朝日訴訟100周年、生活保護の切り下げを許さず、社会保障の充実を」と訴えました。

2012.11.16

増税とめ「本物の改革」へ―中国ブロックで議席を


  12月4日公示、同16日投票で総選挙です。「アメリカいいなり」「財界中心」の古い自民党型政治を続けた民主党政権が、国民の怒りに追いつめられて解散。「本物の改革」をと、日本共産党は訴えています。支持を呼びかける(右から2人目から)石村、石井の各氏ら
  衆議院が解散した16日、日本共産党の石村智子衆院比例中国ブロック候補は、石井ひとみ県委員長らとともに、岡山市内で宣伝しました。
  「いよいよ解散・総選挙です。日本共産党は議席を倍増し、みなさんの声をしっかり届けるために頑張ります。消費税増税反対の、その思いを託してください」と訴えました。
  「ご苦労様」と声をかけて「しんぶん赤旗」11・12月号外を受け取った奈義町の女性(42)は「消費税が一番の関心。10%になるのはきついから増税をやめさせてほしい。私、共産党が好きなんです」と話しました。
  信号待ちで広げて見ていた号外をかばんにしまっていた女性(35)も「消費税をやめさせるには、どの党を選んだらいいか、考えて投票したい」と語りました。
  石村候補の演説をじっと聞いていた男性(58)は「消費税を増税しても国の収入は増えないというのを(ポスターで)見て、オッと思ったんです。ずっと自民党支持だったけど、前回の選挙は棄権。今回は本気で考えて選びたい」と話しました。

2012.11.10

議席倍増、総選挙勝利へ石村比例候補が街頭宣伝


  年内・年明けの解散・総選挙の可能性がきわめて濃厚になってきたなか、日本共産党岡山県委員会と地区委員会は10日、岡山駅前で緊急の街頭宣伝を行いました。日本共産党への支持を訴える(左から)石井県委員長、垣内岡山1区候補、石村衆院比例中国ブロック候補、植本岡山地区委員長
  石村智子衆院比例中国ブロック候補、石井ひとみ県委員長、垣内雄一衆院岡山1区候補、植本完治岡山地区委員長が訴えました。
 石井県委員長は「今度の総選挙では岡山の五つの小選挙区すべてに候補者を立ててたたかい、中国ブロックで何としても議席回復をめざす」と決意を語りました。
 垣内1区候補は「大企業・アメリカいいなり政治を変え、国民の願い実現へ日本共産党を大きくしてください」と訴えました。
 石村比例候補は「野田首相は、消費税増税ノー、原発再稼働反対という国民の声で解散・総選挙に追いつめられています。日本共産党は消費税に頼らなくても社会保障の充実と財政危機の打開ができる『経済提言』をはじめ『即時原発ゼロ提言』、正規雇用が当たり前の社会実現を、など新しい日本への展望を明らかにしています。きたるべき総選挙で日本共産党は議席倍増をめざしています。比例代表は政党名で投票します。日本共産党への大きなご支持で、中国地方から日本共産党の国会議員を送り出してください」と呼びかけました。

2012.11.03

安心の医療署名次々―岡山でナースウエーブ


  県医療労働組合連合会と県民主医療機関連合会は3日、「ナースウエーブ」にとりくみました。次々に足を止め署名をする市民たち
  岡山市で「看護師特定能力認定制度」に反対する集会を開き、「夜勤など労働条件を改善し、医師・看護師・介護職員の大幅増員で安全・安心の医療を」と求める国会署名を市内2カ所で呼びかけました。約100人が参加しました。
 1時間弱のとりくみで、436人の市民が署名しました。署名をした女性(46)「政府は企業の利益を優先するのでなく、医療や教育にお金をかけるべきです。病気になったとき安心して病院にかかれるように、休暇や賃金など労働条件を改善して医師や看護師を増やしてほしい」と話しました。
 厚労省は医師の医療行為を、研修し資格を取得した看護師に肩代わりさせる「看護師特定能力認証制度」を導入しようとしているとして、集会では、医療の安全性を損ない、看護師不足にいっそう拍車をかける制度導入に反対して学習と意見交換をしました。

2012.10.28

要求実現めざし新たなたたかいへ


  新人4人が立候補した岡山県知事選挙は28日投・開票され、「住民こそ主人公・県民の会」の大西幸一氏(72)=日本共産党推薦=は、33577票(得票率5・65%)を得ましたが、及びませんでした。
  伊原木隆太氏(46)=自民、公明、たちあがれ日本推薦=が当選しました。「最低保障年金をつくれ」と訴え、行進する参加者
  投票率は、38・64%と2008年の前回(43・78%)を下回り、県知事選挙では史上4番目と低迷しました。
 当日有権者数は155万9984人(男74万545人、女81万9439人)でした。
 大西候補は「お年寄り、子どもたち、障害者、低所得者など弱者にあたたかい手をさしのべます」と、①特養待機者の解消など安心して利用できる医療や福祉制度の実現②教育の再生のため正規の教職員を増やし30人以下学級③自然エネルギーや医療・介護の分野などでの若者の雇用創出④無駄な事業をやめて福祉や教育に予算を回すなどの緊急政策を訴えて奮闘しました。
 大西氏は午後9時ごろ岡山市南区新福の事務所に拍手で迎えられました。支持者や報道陣に囲まれ「県内各地を駆けめぐり、地域が壊されている実態をつぶさに見てきました。中山間地では荒れた田んぼ。シャッター通りとなった商店街。これらは、一部大企業のための政治が続けられてきたことや市町村合併の結果です。こうした流れを切りかえて県民にあたたかい県政、県民本位の県政の実現をめざし、政策を訴えてきました。選挙は終わりましたが、掲げた政策や県民要求の実現めざして引き続きがんばります」と語りました。

2012.10.19

「年金下げるな、最低保障制度を」と年金者一揆


  年金者組合は19日、年金改悪反対、最低保障年金の実現などを訴える「年金者一揆」を行ないました。岡山市では全日本年金者組合岡山県本部が取り組みました。「最低保障年金をつくれ」と訴え、行進する参加者
  東都支男県本部委員長は「年金2・5%引き下げの10月実施は阻止しました。なんとしても廃案に」と訴え「総選挙、参院選のたたかいで消費税増税をやめさせよう」と呼びかけました。
  年金者組合新見支部の代表は「新見市議会が年金2・5%引き下げ中止を求める意見書を可決した」と報告。参加者は「年金を下げるな」「消費税によらない最低保障年金制度を」とプラカードをかかげ、「消費税増税をやめさせよう」と訴えデモ行進しました。

2012.10.12

原発推進ビラ撤回を、中電本社に申し入れ


 日本共産党の石村智子衆院中国ブロック比例候補は12日、広島市の中国電力本社を訪れ、同社が上関原発の建設計画地の山口県上関町で「建設を断念することは考えておりません」というビラを配っている問題で、ビラ撤回と原発計画中止を求めました。中国電力本社に申し入れる衆院山口2区候補(左)と石村智子衆院中国ブロック比例候補(中央)
 ビラは、原発の新設・増設は行なわないという政府方針について、「将来に禍根を残しかねない政策」と批判。「電気料金をはじめとする『光熱費の上昇』『産業空洞化の加速』『国内雇用の減退』をもたらすと、根拠もなく脅す内容です。石村氏は、国の方針に背を向け、野田内閣の不十分な自然エネルギーへの転換施策にさえ言いがかりをつけており、時代に逆行していると批判。福島原発事故への言及がなく、同社の原発事故への認識が問われるものであり、建設のための水面埋め立てを認めないとした山口県とも敵対すると指摘しました。
 応対した広報部門マネジャーは「原発ゼロが本当にできるのか議論されているなかで当社の考えを伝えた」と強弁しました。

2012.10.07

小池晃政策委員長招き、経済懇談会開く


  共産党県委員会は7日、小池晃政策委員長を迎え、県内の経営者らと暮らし・経済について語り合う「岡山経済懇談会」を岡山市で開きました。日本共産党の「提言」を紹介する小池政策委員長
 小池氏は、寄せられた疑問にこたえ、まず尖閣諸島と原発の問題について解明。県の経済状況も示しながら税・財政の改革と同時に「国民の所得を増やす経済の民主的改革が必要だ」と強調し、財政危機を打開する道を示す共産党の「提言」を説明しました。消費税増税法案は強行されたが、国民の世論・運動で実施させないことは可能であり、そのために「提言」を広げようと訴え、「たたかいはこれから」と強調しました。
 元倉敷JC会員の寺井勉さんは「会社をたちあげて頑張ってきたが、経営者の友人・知人4人が自殺し、『日本がおかしいのでは』と疑問をもち政治の勉強をするようになった」と自己紹介したうえで、共産党へ質問しました。
 「初めて参加。消費税に腹が立って、腹が立って仕方ないからだ」とビル管理会社社長さん。「消費税を払う時期になると銀行から借り入れる。このままでは零細企業は、ばたばたとつぶれていくことになる」と訴えました。
 「TPP(環太平洋連携協定)で農業だけでなく医療分野も大変に。TPPの現状は」(中西孝津山医療生協理事長)などの疑問がだされ、小池氏はていねいに答えました。
 閉会あいさつした石村智子衆院中国比例候補は「中国地方の経済立て直しのため、大企業に雇用などの社会的責任を果たさせよう」と訴えました。

2012.09.30

高梁市議選で2議席、吉備中央町は無投票で


  定数20に22人が立候補した高梁市議選は30日投開票が行なわれ、日本共産党の難波英夫、石部誠両候補が当選。改選前の議席を確保しました。両氏の得票と順位は次のとおり。勝利を祝ってバンザイする両候補(左から石部候補、難波候補)
難波英夫883票(14位)
石部誠 689票(20位)
 日本共産党高梁市議団は、前回1議席から2議席に増やした力で医療費無料化を高校卒業まで拡大。住宅リフォーム助成制度や高校生のバス通学定期代の半額補助など実現しました。
 一方で市政は、私立大学への多額の補助金や温泉施設「ゆ・ら・ら」に税金投入を続けて、国保料や介護保険料を大幅に引き上げています。  両候補は「市民生活重視の市政へ。国保料の1世帯1万円の引き下げを。共産党の2議席は市民の願いを実現する力です」と語り「あらゆるつながりで支持を広げて」と訴え奮闘しました。
 吉備中央町は日本共産党の日名義人、新谷富彦氏が無投票で再選されました。

2012.09.29

大西県知事候補の勝利めざし決起集会


 「大西幸一とともに、いのち、くらし最優先の県政を」と9月29日、民主県政をつくるみんなの会が岡山市中区の三木記念ホールで「知事選勝利をめざす総決起集会」を開き、400人が参加しました。「団結ガンバロー」を三唱する各団体の代表
 オープニングは蒜山で歌づくりをしている原田義雄さんが「人間の歌」「ヨッちゃんの仕事」など4曲を弾き語り、大西候補の勝利を呼びかけました。
 開会あいさつで花田雅行代表委員が「出馬表明した8月10日以来、政策ビラの全戸配布やキャラバンなどに取り組んできた。9月24日の討論集会に伊原木氏は欠席、一井氏は『行革』の名の下に県民に犠牲を押しつけてきた石井県政を評価した。50年、憲法と暮らしを守ってたたかってきた大西知事こそ県民の目線であたたかい県政を実現することができる。残る1カ月全力でがんばろう」と訴えました。
 石田正也弁護士、浪尾淑子協立病院医師、民話の語り部として活躍している立石憲利氏、中林佳子元衆院議員がそれぞれの立場から「99%の県民のための県政を」と大西候補へのエールを送りました。
 中林氏は、国の悪政を具体的に批判。知事の対応で県民生活に大きな差が生まれる例として、「2000年の鳥取県西部地震のとき片山知事(当時)は家屋が倒壊した人の再建に、全国で初めて県として300万円の補助金をつけた」と述べました。
 14の労働組合や民主団体がリレーで決意表明。
 大西知事候補は県内各地で住民が苦しめられている実態を紹介。「日本国憲法にもとづいて県政を運営する」と述べ「国の悪政の防波堤となり、ムダを削って、医療・福祉の充実をはかり、安心・安全のまちづくりをすすめる」と政策を語り、支持を訴えました。最後に支援団体が壇上に上がり、「団結ガンバロー」を三唱しました。

2012.09.25

「県民の生活最優先に」―大西キャラバンで訴え


   10月11日告示、28日投票の県知事選挙にむけ、「民主県政をつくるみんなの会」の大西幸一候補(県生活と健康を守る会連合会会長)は、県内各地をめぐるキャラバンに取り組んでいます。倉敷市の商店街で宣伝する(右から)大西知事候補とすみより倉敷市議候補
  20日午後は倉敷市の駅前商店街で、日本共産党のすみより善志倉敷市議候補や「みんなの会」の人たちと宣伝しました。
 大西候補は「県民生活優先で、お年寄りや障害者のみなさんが安心して暮らせる県政を」と訴えました。大西候補の政策を伝えるビラを配り、会員が対話をすると、買い物客からも「応援します」と声が返ってきました。   18日には、津山市で医師会や森林組合、おかやま酪農業協同組合などを訪問。JA津山では最上忠代表理事組合長と早瀬賢治代表理事専務と懇談しました。
  大西候補は「一部企業優先から、住民が主人公の県政に変え、農業と地域経済を守ります」と決意をのべました。TPP問題で意見交換し、最上組合長はTPP参加に反対し「お互いの立場で、できることを」と語りました。

2012.09.22

衆院4区候補に須増伸子さんを擁立


  日本共産党県委員会は21日、次期衆院選挙の岡山4区候補として、須増伸子さん(46)=新=4区国政対策委員長を発表しました。須増伸子 衆院4区候補
  須増さんは記者会見で「福島県いわき市の被災地で放射線測定のボランティアをしてきました。子どもを思う福島のお母さんたちの姿を見て、原発と人類は決して共存できないと思いました。原発ゼロへ、政治決断を迫ります。日本経済をどん底に突き落とす消費税増税は許しません。消費税にたよらない道をめざす日本共産党の議席をなんとしても勝ち取りたい」と抱負を語りました。
  略歴 兵庫県立総合衛生学院保健学科卒。水島協同病院勤務をへて1991年から日本民主青年同盟に勤務、備南地区委員長、岡山県委員長など歴任。97年から日本共産党県委員。早島町議3期。現在党倉敷地区副委員長。


2012.09.16

「比例代表は日本共産党へ」垣内1区、井上2区候補が訴え


  日本共産党岡山地区委員会は16日夕、来るべき総選挙での勝利めざして岡山駅前で街頭演説会を開きました。仁比聡平元参院議員・参院比例候補、垣内雄一1区候補、井上素子2区候補がそれぞれ訴えました。 聴衆に激励にこたえる(左から)垣内1区候補、仁比聡平元参院議員、井上2区候補
  垣内候補は「東日本大震災、福島原発事故から1年半、原発ゼロをめざす運動が大きく広がり金曜日の官邸前行動に連帯した取り組みが全国110か所以上で行なわれている。国を動かす大きな運動に広がっている」とのべました。
 井上候補は「働くルールが壊され、青年の希望が奪われている。年金生活者も年金が削られ、負担が増やされている。過剰な競争の押しつけで子どもたちの成長が奪われている。草の根の力で頑張っている日本共産党を大きく伸ばして、アメリカ・財界言いなりの政治から国民が主人公の日本をつくろう」と呼びかけました。
 仁比元参院議員は、沖縄の10万人集会の模様を紹介し「60㍍もの超低空飛行で訓練するオスプレイの配備を沖縄でも本土でも撤回させよう」とのべ「比例代表は日本共産党へ、中国ブロックから石村智子さんを国会へ」と支持を訴えました。
 仁比氏は、演説会に先立って2カ所の「つどい」に参加、情勢について語り、入党を訴えました。
2012.09.10

オスプレイ配備・訓練撤回署名5270筆を県議会に提出


  県平和委員会は10日、「オスプレイの配備・訓練方針をただちに撤回するよう求める」陳情書を5270人の署名をそえ、内山県議会議長に提出しました。知事にオスプレイ配備・訓練撤回を申し入れる大西幸一知事候補
  6人の代表が県議会を訪れ、日本共産党の森脇久紀県議が同席しました。
 藤田滋会長代理は「昨日沖縄ではオスプレイの配備に反対し10万人の集会が開かれ、岡山でも連帯して集会が開かれた」とのべ、オスプレイの配備・訓練方針の撤回、米軍の低空飛行訓練そのものの中止、自衛隊日本原基地の日米共同使用の指定解除などを求めました。
 内山議長は「よくこんなに多くの署名を集められましたね。真摯(しんし)に検討します」と答えました。平和委員会の代表たちは「県民の関心が高い」と署名に驚くような反響があったことを紹介しました。
 知事にも同様の申し入れをし、大西幸一県知事候補(県平和委員会会長)は「オスプレイはもってきてほしくない。訓練をしてほしくないとはっきり表明してほしい」と訴えました。

2012.09.09

大西知事候補事務所開き―大多数の人々の願い結集を


  10月11日告示、28日投票の岡山県知事選にむけ、県生活と健康を守る会連合会会長の大西幸一さん(72)=新・無所属、日本共産党推薦=の勝利をめざす「民主県政をつくるみんなの会」は9日、事務所開きをしました。勝利に向けて団結ガンバローを三唱
  大西さんは「今度の県知事選は、国や財界いいなりの県政を続けるのか、国や財界いいなりをやめて住民本位の県政に変えていくのかの選択です。私は、いまの政治はだめ、暮らしを守ってほしいという過半数を超える人々の願いを結集して頑張ります」と訴えました。
  日本共産党の石井ひとみ県委員長は「県知事選の構図も明らかです。消費税増税など悪政を推進する勢力に押された人物か、冷たいオール与党県政の一員で活動してきてそのことへの反省のない人なのか、それとも国の悪政にキッパリ反対し、温かい県政に変える大西さんかです」と訴えました。
  生健会や民主医療機関連合会、農民連、民主青年同盟の代表が「子どもたちが元気に学校に通えて、オスプレイが飛ばない岡山県を」「青年にまともな仕事を」と知事選挙をたたかう決意をのべました。
  事務所は、岡山市南区新福1丁目1番13号で、電話は086・265・6262です。

2012.08.31

産廃処分場の不許可求めて、「5日間アピール」


  岡山市北区御津の虎倉(こくら)と河内の2カ所に計画される産業廃棄物処分場の建設阻止を求めて、岡山の緑と水と空気を守る連絡会は、8月27日から31日の5日間、午前11時半から午後1時半、岡山市役所の南側の大供公園に座り込む「命を守れ!5日間アピール」行動に取り組み、延べ300人近い市民が参加しました。産廃処分場ストップをと市役所に向け座り込む市民たち
  御津虎倉に計画されているのは51万立方㍍容量の管理型処分場で、市が建設を許可し、住民は差し止めを求めて訴訟を起こしています。河内地区に計画されている安定型処分場は92万立方㍍で日本最大規模。建設許可をめぐり市が事前審査をしていて、市長の判断が問われています。
  処分場予定地は岡山市民の水道水を供給する旭川の源流地域にあたり、「5日間アピール」の参加者は「命の水を守ろう」「水源地を汚染するな」の横断幕やプラカードをかかげて宣伝しました。
  会の神田利夫代表は「岡山市民42万人の命の水は汚させない。子孫のためにも守り抜かなければならない」と訴えました。日本共産党の垣内雄一衆院1区候補が激励のあいさつをしました。
  御津河内産廃処分場建設反対会議の大智豊会長をはじめ代表は27日、「産廃処分場建設ストップを」と市長に要望書を提出しました。

2012.08.22

県知事選挙スタート集会で、大西幸一氏が決意表明


 10月11日告示、28日投票でたたかわれる県知事選挙にむけ、日本共産党が加わる民主県政をつくるみんなの会は22日、岡山市で「大西幸一知事選スタート集会」を開き、140人が参加しました。参加者全員で「団結ガンバロー」を三唱
  会の中島純男代表委員は、県生活と健康を守る会連合会会長の大西幸一さんを知事候補に擁立した経過を報告し「弱い立場の人の心を理解し、福祉の充実を求め、県平和委員会の会長もつとめる大西さんは、知事にもっともふさわしい人」と報告しました。
  大西さんは「消費税増税や原発の再稼働、TPP(環太平洋連携協定)、オスプレイの配備を強行しようとする政治をどうしても変えたいと、毎日決意を新たにしている」と語り「国や財界いいなりで県民に犠牲を押しつける県政を、県民が主人公の県政に変えたい」と訴えました。
  日本共産党の森脇久紀県議は、障害者医療費助成制度に1割負担を導入するなど県民に冷たい県政の問題点をあげ「自民党に推された人や、元民主党県議で『オール与党』の一員だった人では変えられません」と訴えました。障害者、教育、自治体の各分野からたたかいの決意を述べました。
  平井昭夫事務局長が、室内用ポスターと個人リーフの活用、職場、地域からの推薦決議、要求にもとづく申し入れ行動、9月29日の決起集会を成功させることなど活動方針が提起されました。

<9日10時30分から大西幸一事務所開き>
  大西幸一知事候補の事務所開きが9日(日)午前10時30分から行なわれます。事務所は、岡山市南区新福1丁目1番13号(ヤマダ電機店隣)です。(電話086・265・6262)
  民主県政をつくるみんなの会では「ぜひご参加いただき、激励寄せ書きや、物・心両面でのご支援を」と訴えています。

2012.08.10

県民の会、知事選挙に大西幸一氏を擁立


 10月11日告示(28日投票)の岡山県知事選挙で、日本共産党も参加する「住民こそ主人公・県民の会」は10日、岡山県生活と健康を守る会連合会会長の大西幸一氏(72)=新・無所属、日本共産党推薦=を擁立してたたかうと発表しました。大西幸一氏
 大西氏は「憲法と地方自治に基づく政治を実現することが県民の期待に応えることだと痛感して立候補を決意した」とのべました。
 現職の石井正弘知事が不出馬を表明した今回の知事選には、元民主党県議と、自民党などの推薦を受けている「天満屋」前社長が出馬表明をしています。
 大西氏の略歴 岡山県立福渡高校卒。岡山県青年団協議会事務局、日本共産党岡山県副委員長など歴任。





2012.08.02

オスプレイ配備反対で宣伝、署名行動


  県労働組合会議と平和委員会など民主団体は2日、17人が参加し岡山駅前で「危険な米軍輸送機オスプレイの配備撤回を」求めて宣伝し、署名を呼びかけました。呼びかけに応え署名をする女性
  「他人ごとじゃない!低空飛行・爆音・墜落 オスプレイ出ていけ」と書いた横断幕を掲げ、墜落事故が相次いでいるオスプレイの危険性を訴えました。伊原潔県労会議事務局長が「5日には、沖縄でオスプレイの配備に反対する大規模な県民集会が開かれる。日本政府は、国民の安全を守る立場からアメリカにキッパリと配備撤回を申し入れるべきだ」と訴えました。
  夏休みとあって、高校生や中学生が足を止めて署名に応じる姿が多く見られました。
  「オスプレイってもすごくやばいんじゃないですか」という男子高校生のグループもいて、「どうして落ちるんですか」「どこを飛ぶんですか」と質問が返ってきて対話になり、全員が署名しました。

2012.07.27

「原発はいらん」、中電岡山支社前で訴え


 県労働組合会議などでつくる「原発ゼロをめざすイレブンアクション岡山実行委員会」は27日、岡山市の中国電力岡山支社前で正午から1時間、宣伝しました。中国電力岡山支社前で宣伝する市民たち
 参加した60人の市民たちが「原発再稼働反対」「原発はおえん、原発はいらん」「ストップ上関」「放射能から子どもたちを守ろう」と、手づくりのプラカードをかかげ、「原発を再稼働しないでください」「上関原発(山口県)計画は撤回を」と声をあげました。
  参加者のなかには、茨城県から6歳の子どもを連れて岡山市に避難している母親(32)もいました。ツイッターで計画を知り、原発反対の行動に参加するのは初めてです。母親は「3・11で原発が爆発したとき、私たちも被ばくしたと思います。福島の事故の後片付けもすんでいないのに、大飯原発を再稼働するなんて信じられません。やめさせるためにできることをしたい」と話しました。

2012.07.22

オスプレイくるな、岩国緊急集会に岡山から80人が参加


  オスプレイの陸揚げを目前に控えた22日、「オスプレイは岩国にも沖縄にもいらない―配備反対緊急岩国集会」が、山口県岩国市の市役所前公園で行なわれ、中国、四国、近畿各県や沖縄などから1100人が参加。岡山県から民主団体や労働組合、個人、約80人がバスなどで参加しました。オスプレイくるなと訴えながらデモ行進する岡山からの参加者
 来賓として、石村智子衆院中国比例候補とともに壇上にあがった日本共産党の井上哲士参議院議員が「オスプレイは日米合意や日本の航空法をも踏みにじった低空飛行訓練をやろうとしている。侵略のための殴り込み部隊の先陣の役割を果たす危険な飛行機。国会と草の根のたたかいで配備中止を勝ち取ろう。日本共産党は、安保条約破棄をめざしてたたかいます」と訴えると、会場から大きな拍手が寄せられました。
 沖縄の代表が、たたかいの報告と連帯を表明しました。
 現地岩国からは、爆音被害の激しい由宇町から大学生が「基地のない平和な岩国をつくりたい」と語り、愛宕山米軍住宅反対のたたかいをすすめる市民らが訴えました。
 集会アピールを採択し、岩国駅前まで行進。沿道からは、多くの市民が共感のエールを寄せました。

2012.07.16

岡山でも「さよなら原発」トーク集会開く


  東京代々木公園で行なわれた「さようなら原発10万人集会」に呼応して16日、岡山市の岡山ドーム広場で「さよなら原発トーク集会」(主催=日本共産党北区実行委員会)が開かれ150人が参加しました。17日岡山駅前のいっせい宣伝
  はじめに森脇久紀県議が「東京での集会に連帯して岡山でもなにかできないかと1日の会議で急きょ取り組みを決めました。今日はみなさんの思いをしっかり語ってください」とあいさつ。
 15人が3分間のスピーチを行ないました。千葉から避難してきた古市さんは「安心して買えるものがほとんどなくて、子どもに食べさせるものに苦労した。思っているだけではなく、原発をなくすためにできることをしたい」と語りました。3月に神奈川から母子避難してきている後藤さんは「首都圏での行動にも参加してきた。先日岡山でも初めてビラを配った。帰る見通しが立たない。同じように避難してきている人たちと集まって、原発をなくすためにできることをやろうと話し合っている」話しました。
 垣内雄一衆院1区候補が、原発を批判した「ずっとウソだった」という曲を歌いました。最後に参加者全員で「原発なくせ」を唱和しました。 

2012.07.07

久米南町議補欠選挙(定数1)で河原まり子さんが当選


  定数1を2人であらそった岡山県久米南町議補選は8日投開票され、日本共産党の河原まり子さん(59)が当選。補選は河原さんの夫で党の町議だった河原文明さんが亡くなったことによるもので、日本共産党は2議席を回復しました。17日岡山駅前のいっせい宣伝
  同夜事務所で喜びを分かち合うなかに、前回町長選で現職町長の対立候補をおした人たちのグループや民主党を支持する人たちのグループなど、党派をこえて河原候補を応援した人々が大勢いました。
  人々が「共産党と住民共同の勝利」というように、いまの町政を変えたいと党町議団に期待を寄せる人々が草の根で支持を広げた結果です。
  同町では国民健康保険税の平均50%を超える増税が強行されました。「久米南町政を考える会」が結成され、党の河原、政広幹夫両町議は、町民と共同して直接請求署名を有権者の46・5%から集めて町に提出。議会では否決されましたが、議会での追及のなかで国保法違反の課税を改めさせ、1人平均1万円の値下げを実現。両町議が起こした、高額介護サービス費不正事務のよる1350万円の町の損害の返金を求めた訴訟も6月に勝訴が確定しました。
  草の根で支持を広げた男性(61)は「あまりにずさんな町政をチェックできるのは共産党しかいない」と話します。
  「『支持を広げたよ』と、連日みなさんが激励して下さった。文ちゃん(夫)が一生懸命働いてきたのを見ていてれた」と河原まり子さん。「期待に応えて頑張ります」と決意をのべました。 河原まり子さんの得票は1475票でした。   
  
2012.06.29

岡山空襲67年 平和キャンドル


  「岡山大空襲から67年 犠牲者2000人へとどけ!ピースキャンドル」が6月29日、岡山市の岡山禁酒會舘で開かれ、35人が参加しました。17日岡山駅前のいっせい宣伝
 会場には、犠牲者2000人を体感できるようにと「ハトの絵」が飾られました。
  空襲の紙芝居が上演され、岡山空襲平和資料館の丸山亀雄さんから空襲体験を聞きました。
  参加者全員で「6・29」と「ピースマーク」の形にキャンドル約500個を並べ点灯。犠牲者に黙とうし、思いを込めたアピールを読み、参加者全員で「戦争を知らない子どもたち」を歌いました。
  参加者は「丸山さんから、当時の貴重なお話が聞けました。禁酒會舘から見える空を今にも大きな戦闘機の影が横切るような気がして、不安な気持ちになりました。私も子どもたちに、戦争があったこと、今の平和が、大変な時代を乗り越えた人たちの努力でつくられたことを伝えられるおとなになりたい」と感想を寄せました。   

2012.06.24

共産党中国ブロック女性後援会が1000カ所宣伝に挑戦


  日本共産党中国ブロック女性後援会連絡会が「5県合わせて1000カ所で」とよびかけたいっせい宣伝が県下各地でも行なわれました。17日岡山駅前のいっせい宣伝
 県日本共産党女性後援会は21日夕、降りしきる雨の中岡山駅前で石村智子衆院中国ブロック比例候補とともに宣伝しました。13人が勢ぞろいして「『消費税増税』では日本の財政危機は解決できません」のプラスターをずらりとかかげ「消費税増税ノーの声を大きく広げ、廃案に」と訴えました。
  新日本婦人の会内後援会は岡山市北区の交差点で、「消費税10%ノー」「増税するならまず、富裕層から」のプラスターをかかげ、「民主、自民、公明の密室談合での増税強行は許されません」とハンドマイクで訴えました。
  女性後援会の1000カ所宣伝は、24日までの4日間取り組まれました。
  岡山県では250カ所での宣伝をめざし、「美作市では新婦人班内後援会が10カ所でがんばります」「倉敷市玉島では23日10カ所ならできる」と女性議員や党支部、新婦人内後援会の女性たちが宣伝に取り組みました。

2012.06.14

消費税大増税許さない―共産党など県下各地で訴え


  日本共産党の石村智子衆院中国ブロック比例候補は14日、津山市で古松国昭3区候補とともに民主・自民・公明3党がごり押しする消費税10%への引き上げをやめさせようと市民に訴えました。17日岡山駅前のいっせい宣伝
 「税金は負担能力に応じて」「増税するならまず、富裕層から」などの党の政策プラスターを前にマイクを握った石村候補は「共産党は消費税増税ストップの大きな世論を国会に届けようと、きょう全国でいっせいに宣伝しています。なんとしても廃案に。全力で頑張ります」と訴えました。
  生協の店舗前で買い物帰りの女性(68)は「年金の減額通知がきたけど年金は下げといて、消費税を上げるのはおかしいです。いまでも買い物は少しでも安い店を探してあっちにいったり、こっちにいったりして節約しているのに、消費税が10%になったらたまりません。絶対にやめさせてほしい」と話しました。

 共産党岡山地区委員会と労働者後援会は消費税増税をめぐって緊迫する国会の動きに合わせて、連日岡山市内で宣伝に取り組みました。17日岡山駅前のいっせい宣伝
 岡山駅前で15日、通勤・通学の人たちにプラスターを並べてアピール。垣内雄一衆院1区候補が「能力に応じた負担で社会保障をよくする。国民の所得をふやして経済を立て直す。消費税に頼らない別の道があります」と日本共産党の「提言」の内容を訴えました。この宣伝には、森脇久紀県議、東つよし岡山市議、共産党労働者後援会のメンバーら12人が参加しました。
 市内中山下のクレド前では14日、午前11時から午後2時までのロングラン宣伝を行ないました。交代でハンドマイクで訴えながら社会保障の充実、財政危機の打開を訴えた日本共産党の「提言」パンフレットを配りました。この宣伝には約20人が参加、300部を手渡しました。
  
2012.06.06

消費税増税阻止へ宣伝やデモ行進


 県と岡山市の社会保障推進協議会、消費税廃止各界連絡会は6日、消費税の増税に反対し、岡山市内でデモ行進をしました。17日岡山駅前のいっせい宣伝
「社会保障と税の一体改悪反対」「大増税をストップさせよう」とアピール、日本共産党の石村智子衆院中国ブロック比例候補はデモ行進の先頭に立って訴えました。
  沿道で2人連れの女性たちは「消費税増税は反対、賛成の人なんかいるもんですか。景気が悪くて若い人の働くところがないのに、増税したらもっと景気が悪くなる。野田さんは、自分が金持ちじゃから、そんなことも分からんのじゃろう」と話しました。
 社保協は消費税増税阻止へ、同日朝、県内15カ所のJR駅頭でいっせいに宣伝し、午後5時からは岡山市内の生協の店舗やスーパーなど6カ所で署名を呼びかけました。4日から8日まで県内すべての市町村をめぐるキャラバンで連日宣伝しました。
2012.06.03

選挙必勝へ5区演説会


日本共産党西部地区委員会は3日、総選挙と9月に行なわれる吉備中央町議選、高梁市議選の勝利めざして3区演説会を高梁市文化交流館で開き170人が参加しました。17日岡山駅前のいっせい宣伝
近藤隆則高梁市長、重森計巳吉備中央町長がメッセージを寄せました。
 吉備中央町議選をたたかう新谷富彦町議が「日名義人町議とともに町議会を変え、町民の暮しを守る2議席勝利に全力をあげる」と決意を表明。高梁市議選で三上孝子市議のあと受けて挑戦する石部誠共産党市委員会副委員長、難波英夫市議が支持を訴えました。
 演説会初挑戦の古松けんじ5区候補は「厚木基地のすぐ近くで育ち、平和にたいする思いから18歳で入党した」と自らの生い立ちと政策を語りました。
 島根から応援に駆けつけた中林佳子元衆院議員は、中国ブロックでの国会議員の果たしてきた役割として、①国民の身近な要求の実現、②悪政の大本を変える二つの角度から具体的な事例をあげて紹介、「力をあわせて比例定数11の中国ブロックから必ず石村さんを国会へ」と強調しました。
 石村候補は、中国5県の候補者、地方議員とともに行なった政府交渉の内容を紹介。低空飛行問題や原発ゼロに向けたやりとりで、政府の大企業いいなり、アメリカべったりの姿勢を厳しく批判し「選挙に勝ち抜き、政治の流れを国民本位に切りかえるためにもぜひ日本共産党へ入ってください」と呼びかけました。

2012.05.28

衆院5区候補に、古松健治氏を発表


 日本共産党県委員会は28日、次期衆院選5区の候補者として、古松健治氏(40)=新=を発表しました。17日岡山駅前のいっせい宣伝

  《古松健治氏の略歴》
桐蔭学園横浜大学工学部中退。神奈川で電工会社勤務、岡山市、瀬戸内市での学童保育の指導員などをへて日本共産党岡山地区委員会に勤務。現在党県委員会准県委員、西部地区委員会常任委員、5区国政対策委員長。




2012.05.23

土蔵崩壊で、防衛省に補償申し入れ


  米軍低空飛行反対・土蔵崩壊の早期補償を求める県北連絡会(葛原智会長)は5月23日、津山市で起きた低空飛行による「土蔵崩壊」被害の早期補償を防衛省に申し入れました。17日岡山駅前のいっせい宣伝
  被害にあった井口貞信さん夫妻が、申し入れ書を手渡し「恐怖を感じた。飼育している牛も爆音におびえ、流産した。母屋の雨漏りもある。謝罪と賠償を」と求めました。
  申し入れには、被害をいち早く調査し、津山市や国による調査や補償を求めてきた日本共産党の末永弘之津山市議、森脇久紀県議をはじめ石村智子衆院比例中国ブロック候補、古松国昭衆院3区候補、志位和夫委員長秘書が同席しました。
  防衛省の地方協力局補償課の担当者は、「損害賠償請求書」を正式に受理。「今後、日米地位協定18条に基づく手続きにそって審査し、米軍との調整、交渉にはいる」と応じました。
  米軍機の低空飛行訓練中止要求の申し入れには、「錬度維持、運用向上を図るために必要な訓練だ」との回答に終始。「県などからの苦情を米軍に伝え、安全性を配慮するよう求めている」と述べるにとどまりました。
  末永市議らは「規則に沿った訓練によって、土蔵全壊という重大な被害を引き起こしたのなら、米軍機による低空飛行そのものをやめさせるべきだ」と強く求めました

2012.05.20

20日、市田書記局長が岡山1区・2区合同演説会で訴え


  来るべき総選挙での勝利めざして日本共産党岡山地区委員会は20日、1区、2区合同の演説会を、岡山市のシンフォニーホールで行ないました。17日岡山駅前のいっせい宣伝
 市田忠義書記局長を迎えた演説会には1200人が参加、石村智子衆院比例中国ブロック候補、垣内雄一1区候補、井上素子2区候補が決意を表明。福島から自主避難してきている大塚愛さんが原発ゼロに向けた思いを語りました。
 石村候補は「この7か月中国5県を駆けめぐり要求を聞いてきました。その願いを実現するために、次の総選挙で日本共産党の議席を勝ち取らせてください。全力でがんばります」とあいさつ。政府交渉に参加して低空飛行の中止、原発ゼロ、への申し入れたことを報告、「今日を変え、明日を拓く36歳石村智子を」と訴えました。
 仁比聡平参院比例候補のメッセージが紹介されました。
 市田氏は、「岡山にも福島からの自主避難のひとが296人います」と紹介、原発の異質の危険性の問題にふれ、「日本にある50基の原発がすべてとまっている。稼働ゼロから原発ゼロへ政治的決断を求める」と述べました。2009年総選挙で民主党政権に変わったが、自公政権との違いは「顕微鏡を使っても見つからない」と批判しました。
 消費税増税をせずに社会保障の拡充と財政再建をする道を示し、TPPを「売国的行為」と断じました。日米安保条約をなくすと、①米軍基地の負担から解放される、②日本が戦争の震源地から平和の発信地になる、③経済がもっとまともに発展すると展望を語りました。
 県内で定数1とか4の選挙に勝利した選挙を紹介し「定数11の中国ブロックで勝てないはずはない。さわやか、清潔、若々しい石村候補を必ず」と呼びかけました。

2012.05.14

衆院候補者 岡山2区に井上素子氏、3区に古松国昭氏を発表


 県委員会は14日、次期衆院選の岡山2区に井上素子氏、岡山3区候補者に古松国昭氏を発表しました。

《井上素子氏の略歴》 井上素子氏
日本社会福祉事業大学卒。保育園、全沖縄労働組合連合会などに勤務。玉野市議会議員5期。現在、党岡山地区常任委員、玉野市委員長。





《古松国昭氏の略歴》 古松国昭氏
岡山県備前市日生町生まれ。国立詫間電波高校卒。松下電器勤務をへて1986年から党専従に。党岡山地区副委員長など歴任。現在党県委員、美作東備地区常任委員。2003年日生町長選に立候補





2012.04.17

消費税反対の一点で運動広げよう

   17日、中国ブロックいっせい宣伝


 中国5県の日本共産党は17日、石村智子衆院比例中国ブロック比例候補を先頭に繁華街、駅頭などでいっせい宣伝にとりくみました。石村候補は、鳥取市で青年キャラバンとともに訴えました。17日岡山駅前のいっせい宣伝
  日本共産党県委員会(石井ひとみ委員長)と県労働者後援会(花田雅行会長)は岡山駅前で宣伝しました。「ストップ消費税10% 暮らしも経済も財政も壊します」「増税するなら、まず富裕層、大企業から」と旗やプラスターをかかげ、党の提言を紹介するビラを配りました。  垣内雄一衆院岡山1区候補は「消費税増税反対の一点で大きな運動を広げ、廃案に」と訴えました。「消費税増税は止めなきゃだめ。共産党が議席を増やさなくちゃ」(58歳サラリーマン)、「応援するから頑張って」(68歳男性)などと、激励の声がかかりました。

2012.04.13

人間らしい働き方の実現を

   中国ブロック青年キャラバンスタート


 「青年の力で衆院比例中国ブロックに日本共産党の石村智子さんの議席を」と2012年春中国ブロック青年キャラバンが13、14日岡山県からスタートし、倉敷市から岡山市をめぐりました。女性のつどい
 「就職難 非正規 高学費 いっしょに変えよう」とカラフルに彩られた大型宣伝カー。日本民主青年同盟の余江雪央県委員長が車長をつとめ、 倉敷市では福田広史民青倉敷地区委員長が人間らしい働き方を政治の力で実現させようと訴えました。  岡山駅前では垣内雄一衆院岡山1区候補、石村智子衆院比例中国ブロック候補らが訴えました。   石村候補は「北朝鮮のロケット発射強行に抗議する」と切り出し「派遣切りで働きたくても働けない、働いても年収200万円にも満たない若者からも容赦なく吸い上げる消費税増税には反対です。自然エネルギーの活用で原発ゼロの日本を実現するためにも中国ブロックから日本共産党の国会議員を」と訴えました。  雨の中でも足を止めて演説を聞き、原発や消費税のシール投票をする若い女性や手を振る高校生らがいました。

2012.03.25

「女性のつどい」に400人参加

   石村候補を国会に送りだそう


 「春をよぶ女性のつどい」が25日、赤磐市でおこなわれ全県から400人が参加しました。女性のつどい
 「つどい」では、石村智子衆院中国ブロック比例候補、垣内雄一岡山1区候補が訴え、広井暢子党中央副委員長が記念講演。県内各地のたたかいを交流し、「日本共産党の一員でよかった」「選挙に勝ちたい」の思いにあふれた「つどい」になりました
 参加者は「がんばる勇気がますますわいてきた。石村さんは若い立派な候補者、必ず当選させましょう」「よくわかる話で力をもらった。消費税をあげなくても、ムダを省けば財源はつくれるという『提言』のなかみもよく理解できた。石村さんの応援に役立てたい」「広井さんの話は深くて初めて知る話もあって、歴史を学んだ思い。今日の学習を明日からの活動に生かしたい」「先輩の女性党員の先見性のある活躍の話を聞き、涙がでた。仲間を増やし政治を変えなければならないことを感動をもって聞きました」などの感想をよせました。
 岡山市、津山市、高梁市、美咲町の各党組織や女性後援会がバスを運行。定員をいっぱいにして参加しました。13の後援会がバザーを出店。手づくりお菓子、焼きそ ば、ドーナツ、東北餃子、衣 類、日用雑貨、備前焼など、 盛況でした。会場で選挙募金 が4万7千円余よせられまし た。赤旗日曜版を購読する人 もうまれました。

2012.03.05

事故トンネル事前調査なし

   岡山労働局回答 石村・仁比氏ら調査


 日本共産党の石村智子衆院中国ブロック比例候補と仁比聡平参院比例候補は5日、死者5人の犠牲を出した岡山県倉敷市のJX日鉱 日石水島製油所の海底トンネル事故の現地調査をしました。岡山県議団(森脇久紀団長)、倉敷市議団(田辺昭夫団長)と同製油所や 岡山労働局などに出向きました。事故トンネル調査
 工事を請け負った鹿島は、10年前の同製油所の第1海底トンネル工事では 事前の地質調査をしていましたが、今回の第2トンネル工事ではしていません。
 岡山労働局で、池内伸好労働基準部監督課長は、鹿島が調査は10年前にしたとしていることについて「法の規則はあらかじめ調査 をするということで、10年前の調査が、その規定にそっているといえるかどうか、これから調査する」と答えました。また、10年 前の地質調査も工場敷地内の立坑のみで、海底トンネル部分はしていないことを明らかにしました。
 JX水島製油所では松岡純司所長をはじめ6人が応対しました。
 森脇久紀県議の質問に松岡所長は、第1海底トンネルの工事費が約27億円で、同規模の第2海底トンネルは約17億5千万円で大幅に減 っていることを回答しました。
 仁比氏が「再発防止、原因究明のためにあらゆる努力を」と求め、所長は「全面的に協力していきたい」と答えました。
 石村候補は「徹底して原因を調査し、国の責任で人命最優先の再発防止策をつくらせていきたい」と話しています。

2012.02.13

朝日訴訟記念シンポ

   凍死・餓死いまだに…行政は憲法25条の理念理解してほしい


 人間らしく生きる権利を求め朝日訴訟をたたかった朝日茂さんの50回忌を来年にひかえ、朝日さん出身地の岡山県津山市で13日、記念シンポジウムが開かれました。
 NPO法人「朝日訴訟の会」(岡山市)と50回忌記念地元実行委員会が共催し、100人が参加しました。
 4人のパネリストが発言。朝日訴訟記念シンポ
 朝日さんの墓所のある本行寺住職の大村英司さんは「いまだに凍死や餓死をしている人がいる。行政に携わる人は憲法25条の理念をしっかり理解してほしい」と語りました。
 玉木陽一さん(津山市・人権尊重の教育推進協議会事務局長)は、市の職員研修で朝日訴訟をテーマにするなど、「人間らしく生きられる社会を願ってたたかい続けた人だと紹介させてもらっている」とのべました。
 元国立岡山療養所看護師で朝日さんを看護した染山朝子さん(日本共産党美咲町議)は、喀血(かっけつ)することもたびたびだった朝日さんの要望で、「生活保護の月600円の扶助費では生活できない」とその訴えを代筆したことを紹介。「朝日訴訟の会」の岩間一雄会長は「朝日訴訟の一審は、憲法25条の生存権は、国にお金の有る無しに左右されることなく保障すべきだと判決した」とのべ、野田内閣の「税と社会保障の一体改革」を批判しました。

2012.02.07

原発と共存できぬ 痛感 福島県の被害地調査

 日本共産党の石村智子衆院中国ブロック比例候補と森脇久紀、氏平みほ子涼岡山県議は7日、福島原発事故で被害にあった福島県の各地で実態を調査しました。
福島現地調査
 石村氏らはまず、党福島県委員会で町田和史書記長から、原発事故の状況や被害の実態、「オール福島」の県民運動と党の奮闘などについての説明を受けました。その後、沿岸部で原発を襲った地震と津波の実態を調査、南相馬市原町の原発から一20㌔の「警戒区域」ぎりぎりまで出向き、さらに「計画的避難区域」の飯舘村役場に向かいました。
 石村氏らは、放射線量測定器を使って14カ所で放射線量を計測。数値は地形によって異なりましたが、高いとこるでは7マイクロシーベルトを計測しました。
 飯館村役場付近である住民は「60歳前の私たちの人生は除染で終わる。街の将来展望が見いだせないままだ。アメリカには情報を流し、われわれには情報を隠していた国と原発に憤りを感じる」と話していました。
 調査を終えて、石村氏は「放射能と人間の生活が共存できないことを改めて痛感しました。事故後も無責任な対応をしている国と東電に怒りを覚えます。原発ゼロへ向けて中国地方で頑張りたい」と語りました。

2012.02.03

衆院岡山1区候補者に垣内雄一氏を発表

 日本共産党岡山県委員会は2日、衆院岡山1区候補に、垣内雄一氏を発表しました。垣内雄一氏

《垣内雄一氏の略歴》
玉野市生まれ。神戸学院大学法学部卒。岡山コープに7年間勤務。日本民主青年同盟岡山県副委員長、党玉野地区委員長、県常任委員など歴任。2000年衆院岡山1区、2010年参院岡山選挙区などに立候補。現在、党岡山地区副委員長。





2012.02.02

供託金募金 寒風の訴え

 岡山県委員会と岡山地区委員会は2日、石村智子衆院中国ブロック比例候補、垣内雄一衆院岡山1区候補を先頭に岡山駅前で宣伝し、供託金募金を呼びかけました。
供託金募金  松田準一県財政部長は「日本共産党は、憲法違反の政党助成金も政治を汚す企業献金も受け取りません。みなさんのお力で、立候補をさせてください」と訴えました。
 石村候補は「政治を変えてほしい、日本共産党に自分の思いを託したいと思われているみなさん、供託金募金にご協力をお願いします」と呼びかけました。
 この日立候補を発表した垣内候補は「この岡山1区から大きな躍進をつくり日本共産党の議席を」と訴えました。
 寒風の中、道行く人たちが募金を寄せました。

2012.01.27

中国地方全原発停止 廃炉へ踏み出す時

  ――党5県委 中国電・各県に要請

 島根原発2号機が定期検査で運転を停止し、中国地方すべての原発がとまった27日、中国5県の日本共産党は、各県と中国電力支社に「原発からの撤退を」と申し入れるとともに、「中国地方を原発ゼロの地域に」と街頭宣伝しました。
「原発ゼロの日本を中国地方から」と訴える石村比例候補
 岡山県では石井ひとみ県委員長と県議団(森脇久紀団長)の2人、岡山市議団(河田正一団長)の5人が、中国電力岡山支社と県知事に「原発から撤退を」と申し入れました。
 中国電力で、石井委員長は「自然エネルギーを開発すれば撤退は可能」と、氏平三穂子県議は「知事も原発は減らすよう提言している」とのべました。
 応対した渡辺力副支社長は「みなさんのご意見は責任を持って本社に伝えます」とこたえました。
 県では応対した谷本欣也政策企画監は「再生可能エネルギーを普及し「地域振興にもつなげたい」と答えました。
 石村智子衆院中国ブロック比例候補は同日朝、岡山駅前で宣伝しました。25日訪れた中電本社が、原発からの撤退について「国の政策をふまえて検討する」と回答したことを紹介。「政治が決断すれば、原発ゼロの社会は実現できます」と訴えました。

2012.01.25

再稼働せず原発ゼロに 中国電力に申し入れ

 日本共産党の石村智子衆院中国比例候補は25日、石井ひとみブロック責任者・党岡山県委員長らとともに広島市内にある中国電力本社を訪れ、中国5県の党県委員長連名の島根原子力発電所の再稼働中止と自然再生エネルギーの普及と促進の申し入れを行いました。(申し入れ文書はこちら)
 中国地方では、27日に島根2号機が定期検査のため停止し、全原発が停止になります。
 石村氏は、島根原発の1号機の廃炉の決断、2号機でのプルサーマル計画の撤回と廃炉計画の立案、3号機の建設・運転の中止、上関原発計画の中止などを要求。「中電が自然エネルギーへの転換を決断するべきだ」と訴えました。
 石井氏は、福島第1原発事故の問題が十分に検証されないなかで再稼働はありえないとし、「安全神話に固執せずに原発ゼロをめざす機会にするべきだ」と主張しました。
 応対した中電広報・環境部門の桜井正治マネジャーは、「今後の国の政策をふまえ、住民の意思を尊重しながら検討したい」と答えました。申し入れには村上あつ子広島市議、氏平三穂子岡山県議も同席しました。

2012.01.19

バイオマスで活性化 ――応援する政治実現へ

 日本共産党の吉井英勝衆院議員と石村智子衆院中国比例候補は19日、バイオマスの活用で注目されている真庭市を視察しました。
 視察には同党の岡崎陽輔真庭市議が同行し、市役所では、西日本有数の木材の集産地で森林面積が8割の市の資源を生かした木質バイオマスで、エネルギーの11%を自給している取り組みなどの説明を受け、木質ペレットや木材チップ燃料のボイラーで市庁舎の冷暖房をするエネルギー棟を見学しました。
 真庭木材事業共同組合が運営するバイオマス集積基地では、製材所から出てくる樹皮や未利用木材を加工した木材チップ燃料や樹皮燃料の製造を視察しました。集成材を生産する銘建工業では、カンナくずや樹皮燃料を使った自家発電、木質ペレット燃料の生産(全国の3分の1を出荷)を視察しました。以前は産業廃棄物だった樹皮や木くずがエネルギーの原料です。
 視察に先立っての懇談で井手紘一郎真庭市長は「バイオマス産業の創設は、まだ入り口。国策による支援をお願いしたい」と語りました。吉井衆院議員は「原発依存から脱却し、自然エネルギーで地域経済をどう組みたてるか大事になっています」とこたえました。
 石村候補は「自然エネルギーの導入は地域経済の活性化にもなると実感しました。応援する政治を実現したい」と話します。

2012.01.19

TPPは山間地に打撃/森林組合・JAと懇談

 日本共産党の石村智子衆院中国比例候補は19日、真庭市の真庭森林組合とJAまにわを訪ね、懇談しました。武田英夫国会議員団中国ブロック事務所長、岡崎陽輔真庭市議と市委員会の党員たちが同席しました。

 森林組合で応対した完田二郎参事は、かつては1立方㍍が15万円だったヒノキの柱材の価格がいま3万6千円に下落していることをあげ、「出荷をしても植林の費用も出てこない」とのべ、再造林への国の手厚い支援を求めました。環太平洋連携協定(TPP)交渉への参加について「雇用の場が削られるのが厳しい」と話しました。
 JAまにわでは竹原光則常務が「TPPで農産物の輸入が自由化されたら、産業が農業しかない山間地で打撃は大きい」とのべ、矢谷信道参事は「食の安全、安心など考えられなくなる」と話しました。
 石村候補は「衆院比例中国ブロックで、TPP参加反対をはじめ、みなさんの声を届ける議席を実現したい」と語りました。

2012.01.14

米軍機被害から暮らし守るため、岡山県北7市町民が「会」結成

 岡山県津山市で「米軍の低空飛行に反対し、土蔵崩壊の早期補償を求める県北連絡会議」が14日、結成されました。
連絡会議結成総会で発言する井口さん
 日本共産党美作東備地区委員会と憲法をくらしに生かす美作の会、党津山市議団が呼びかけたもので、結成総会には津山市をはじめ県北3市4町の党地方議員や住民らが参加しました。
 昨年3月2日午後3時ごろ、米海兵隊岩国基地所属の米軍機2機の低空飛行で津山市上田邑(かみたのむら)の井口貞信さん(66)宅の土蔵が全壊。同市の37カ所の小中学校や保育園、幼稚園で「爆音で授業を中断した」など、県北の各地で被害が出ました。連絡会は、米軍機の低空飛行に反対し、その被害から住民のくらし・財産を守るために結成したものです。
 被害を受けた井口さんは「母親はいつも午後3時半ごろ土蔵のそばで洗濯物を干している。米軍機の飛行がもう30分遅かったら母親は壊れた土蔵の下敷きになっていた」と語りました。
 党の氏平三穂子県議と末永弘之津山市議は、赤嶺政賢衆院議員とともに政府交渉をしたことなど、低空飛行中止と井口さんへの補償を求めた取り組みを報告。中四国防衛局津山防衛事務所から、近く防衛省が井口さんを訪ねると連絡があったことを明らかにしました。